2010/07/14

かなるの話













かなるは、糸や古布をつかって作品をつくる樋口薫さんとの
コラボユニットで、ふたりの手がかかったものが、かなる作品となります。
ふだんはそれぞれの作家活動をしていますが、かなるのときは
二人のイメージが一体となって作品が生まれます。
もう10年くらい前から、毎年ちょこっとずつ
一緒に作品をつくってきました。

かなる作品は、言葉あそびやいたずらがアイデアになり、
ふたりのイメージがふくらんで作品が誕生するので、
ひとりではできないおもしろさがあったりします。
たとえば、上の写真に写っているカードは、
はじめは鳥がお茶をのんでるところがカードのマドからみえるもの。
そして、バトンタッチしたらマドがかっこいい鳥かごに!
お裁縫はからっきしな私にとって、いつも衝撃的な仕上がりです。

そして彼女のカード作りも、いまではカードの本をだすほどです。
(かなるもコラボレーションカードで5ページほどのってます)
「古布と紙とミシン糸のコラージュ ミシンでつくるプレゼント・カード 樋口薫」
いつかかなるの名前でも本のカタチにしたいなあと思ってたりします。

いま「第36回東京展」ギャラリーくぼた別館(京橋)でかなるの作品を展示してます。
お近くにお寄りのさいはぜひのぞいてみてください。7月17日土曜日まで。
今回のテーマは「庭にいますよ」です。